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2023年12月28日(木)
誠に勝手ながら
1月11日
は北与野院終日休診とさせていただきます。
何かございましたら、与野駅前院か南与野院にご連絡下さい。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。
2023年12月28日(木)
年末年始の日程のお知らせです。
12月29日(木)〜1月3日(水)は
南与野院にて午前中(10時〜13時)のみの特別診察になります。
北与野院・与野駅前院は終日休診とさせていただきます。
この期間の診察は診察の料金に加えて別途特別診察料(6,000円)がかかりますのでご了承ください。
診察ご希望の方は必ず事前に南与野院へのご連絡をお願いいたします。
南与野院 TEL:048-852-0323
※特別診察期間中でのフードの購入やお薬の処方はできません。
2023年2月15日(水)
肺高血圧とは,「肺動脈圧が異常に上昇してしまうこと」を言います。
肺動脈圧が上昇する原因は以下の3つにあります。
①肺の疾患により、肺血管の以上をきたす場合
②血栓などの血流障害によって引き起こされる場合
③フィラリアなどの寄生虫による心臓疾患
『肺動脈圧=右室圧』であるため, 肺高血圧があるかどうかの診断は,結果的に、肺動脈圧あるいは右室圧が異常に上昇している所見をみつけることで診断します。
肺動脈圧が上昇していれば、肺動脈弁逆流(2.5m /s以上)や三尖弁逆流(2.8m /s以上)が確認されます。
さらにその圧力のために肺動脈の血流障害(A CT/ET)や
心室中隔の扁平化などの所見がエコーで確認されます。
2022年5月5日(木)
皆さん、こんにちは。
ゴールデンウィークも終わり、今日はとってもいい天気で、お散歩日和でしたね。
こんないい天気の時は、公園で愛犬とたくさん遊んであげたい気持ちが高まります。
その前に、、、
フィラリア・ノミなどの予防対策はしていますか?
今日ご紹介するのは、背中にスポットするだけでノミ・フィラリア予防が可能な「アドボケート」の紹介です。
獣医師 山﨑の「アドボケート」の記事をぜひ読んで感想を聞かせてください。
https://atumareinudaisuki.com/uncategorized/アドボケート/
2022年4月21日(木)
日本で絶大な人気を誇るトイプードルの秘密を
プードルの歴史と共にひも解いていきましょう。
詳しくは、愛ラブドック「トイプードルの秘密」で特集します。
https://atumareinudaisuki.com/uncategorized/トイプードルの秘密/
2022年4月7日(木)
犬の情報記事サイト「愛ラブドッグ」を開設しました。
この度、多くの愛犬家に支持され、獣医師 山﨑による総合監修記事サイトを立ち上げました。
獣医師 山﨑 泰輔 総合監修
ペットオーナー様に向けて「犬に関するわかりやすい最新記事」をお届けしていきたいと思います。
https://atumareinudaisuki.com/
2022年2月24日(木)
そよかぜ動物病院獣医の山崎 泰輔が今回の記事を執筆します。
先月来た猫ちゃんは、細かい膀胱結石が膀胱に溜まり、おしっこの時に痛みのせいか悲鳴をあげていました。そして何ヶ月も頻尿を繰り返し トイレに座ってもなかなかオシッコが出ない!!辛そうでした。
今回。飼い主さんが決心し、今日手術になりました。
当院では 膀胱結石の手術は日常的に実地していますが。
今日の手術では コンペイトウ状の結石が数十個。
1mm~3mmの石が大量に摘出されました
最後に膀胱を丁寧に縫合して手術が終わりました。
膀胱結石は重度にならないと頻尿などの症状を起こさないので病院に検診やワクチンにきた際は
エコー検査をしてもらいましょう。
わずか2~3分で結果は出ます。
もちろん、尿検査だけではく腎象のエコー検査も必須です
お気軽に検査を受けてくださいね
執筆者
院長 山崎泰輔
- 日本大学生物資源科学部畜産学科卒業
- 日本大学獣医学部獣医学科卒業
- 2009年10月に「そよかぜ動物病院」を開業
- 2014年9月そよかぜ動物病院北与野院を開業
- 2017年12月 そよかぜ動物病院与野駅前院を開業
企業様へ
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2022年2月23日(水)
こんにちは
埼玉県のさいたま市で開業している獣医師山崎です。
今回は猫の緑内障と見つけにくいポイントを紹介し得ていきていお思います
真っ赤になった眼
こんな症状に出会ったら。。
まずは結膜炎か角膜炎を疑いますよね
今日は猫ちゃんの緑内障についてお話しします
猫ちゃんは緑内障って珍しい病気なんです
そもそも緑内障ってどんな病気かと言うと。。。
眼の表面の角膜と水晶体(レンズ)の間にある水(眼房水)が溜まりすぎちゃって
眼中の圧力が高くなる病気なんです。
とっても痛いのが特徴。
点眼で溜まった水(眼房水)を排出させて眼の圧力を和らげるのが治療になります。
点眼で良くならない場合、そよかぜ眼科診療部では緑内障のレーザー手術やインプラント手術もおこなっております。
この病気 ほとんどはワンちゃんの病気ですが
猫ちゃんの緑内障も時々見かけます
ショボショボしたり
白眼が真っ赤になっていたら
そよかぜ眼科診療部に気軽にご相談ください。
2022年2月7日(月)
最近、オミクロン株の話題ばかりで、嫌になりますが、一応知っておいた方がいい基礎知識、、、と言いながら少し難しいです。
今日は「オミクロン株(B.1.1.529)の命名法」について
このコロナウイルスって誰が命名していると思いますか?
WHOの偉い人?って思ってました。もちろんそれも間違いではないです。
ただ、科学的に分類するために以下の方法で分類がされ、命名されています。
新型コロナウイルスはSARSコロナウイルスに類似した塩基配列を有し、極めて変異しやすいウイルスとして感染拡大が生じており、遺伝学的に分類し、命名するのには数が多すぎてしまう。よって、データーベースを構築し、シークエンサーで塩基配列を読み込んで、そのデーターベースにアップロードすることで、分類・命名さするという事になりました。
*B.〇.〇.〇等の分類はPango命名法と呼ばれ、WEB上の新型コロナの発生源であるセンザンコウの遺伝子を元にアルゴリズムに基づいて系統を割り当てるソフトウェアで分類が行われております。
つまりは、コロナウイルスの遺伝子塩基配列をソフトウエアにアップロードするとビックデーターを元に人工知能によって分類されるという事かな
*Pango命名法
Phylogenetic Assignment of Named Global Outbreak LINeagesの頭文字で、訳すると「世界的な大流行と命名された系統樹の割り当てを行い命名する方法」
*オミクロンなどのギリシャ数字の命名はあくまでもWHOがラベリングした標記である
アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、オミクロン株
2022年1月28日(金)
心臓が悪くなると、なぜ腎臓も悪くなるのか?
心不全によって引き起こされる腎臓病を「心腎関連症」と呼びます。
今回はこの病気のメカニズム:負の連鎖について書きたいと思います。
心臓病になると心臓がうまく血液を循環させることができなくなります。
血液の還流が滞ることによって、ダメージが起きやすい臓器が腎臓です。
心臓が悪化すると拍出量(血流量)が減少し腎臓への血液量の減少が生じます。
血液中の酸素や栄養分を腎臓に届けることができなくなり、腎臓は栄養不足・酸欠状態になって腎臓の細胞が死んでいきます。腎臓の機能がある一定まで低下すると体中の窒素産物を尿として排出する機能が失われていき、それによって体は尿毒症を起こしてきます。
しかし、尿毒症を回避するために腎臓の動脈が過度に収縮してしまう機構(RASSの活性化)が働き、水分だけが尿として排出され、結果的に血中の尿毒素(BUN)が増加してしまいます。さらに心臓病の薬である利尿剤を投与すると、腎臓に負担をかけて尿を産生させ、さらに体を脱水に導きます。結果的に、心臓の薬によって、腎不全に拍車がかかり心不全に腎不全が併発してしまう病態につながります。
獣医師として 心臓病を治療したい!でも腎臓病が悪化するリスクをがあるので慎重に治療のプランニングを行っていきます。
心臓病の治療は、腎臓機能のモニターが必須なんです。
実際に
病院では心腎関連症なのかを判断するために
以下の検査を実地してします
採血による以下の項目のチェック
1BUN
2CRE
3IP
4SDMA
必要であれば尿検査の実地を行います