飼い主さまへの説明のための動画集|与野の動物病院なら、そよかぜ動物病院


【動画】難治性角膜潰瘍SCEEDsの診断

2週間以上角膜潰瘍の治療を行なっても治癒しない疾患のことを難治性角膜潰瘍と呼びます。この病気にはいくつかの別名があり、ボクサー潰瘍、自発性慢性角膜上皮欠損症、特発性慢性角膜上皮SCEEDs、難治性上皮びらんなどと呼ばれます。
この角膜潰瘍は角膜の傷が適切な治療を行なっても、角膜障害部の正常な修復が行なわれない、もしくは修復が行われても再発が見られ、再生した角膜が正常に接着しないため、何度も剥がれてしまう疾患です。綿棒で角膜を軽く擦って、角膜が剥がれれば診断することが可能です。(デブライドメント)
デブライドメントによる診断:
デブライトメントとは、綿棒などで病変がある角膜上皮など異常な組織をこそぎ落とす事。
難治性角膜潰瘍では、角膜上皮が綿棒でめくることができれば難治性角膜潰瘍と診断されます。