ブログ|与野の動物病院なら、そよかぜ動物病院

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当院取扱いフード2

2024年6月18日(火)

 

今回はHill’sさんのi/dをご紹介します。

消化ケアに焦点を当てた製品です。

 

主にわんちゃん用についてです🐶

こちらは、ノーマルローファットコンフォートの3種類が存在します。

 

i/d(ノーマル)』

消化吸収されやすいという特徴があります。

そのため、胃腸炎や消化器の手術の後など消化吸収不良の子に適したフードになります。こちらはねこちゃん用もあります◎

 

i/d ローファット』

の製品と同様に消化吸収に優れた原材料で作られていますが、こちらはさらに脂肪分が抑えられている製品です。

そのため、高脂血症や膵炎を発症している子に用いることの多いフードです。(脂肪は膵臓への刺激になります)

 

i/d コンフォート』

消化吸収されやすい成分に加えて、加水分解ミルクプロテインという

ストレスや不安症を改善する成分が含まれています。

そのため、ストレス性の消化器症状を示している子やこれからストレスがかかる出来事がわかっている場合(近くで工事がある、長時間のお留守番等々)におすすめのフードです。

 

これらは療法食と言われ、獣医師の指導のもと使用するフードです。

使い方を誤ると、その症状がさらに悪化してしまったり他の症状が出てしまう場合もありますので、使用するかどうかは必ず主治医の先生と相談した上で決めてください。

当院取扱いフード

2024年6月17日(月)

今回はHill’sさん『腸内バイオーム』をご紹介します。

わんちゃん用とねこちゃん用の両方があります◎

 

こちらは、消化ケアに焦点を当てた製品です。

腸内の微生物に栄養を与えることでその働きを活性化し、良質な排便ができるようサポートしてくれる商品です。

 

最短24時間で軟便を解消し、再発のリスクを低減することが科学的に証明されています。

また、これから起こりうる軟便や下痢を予防する効果も期待されます。

 

🙅‍♀️推奨できないケース🙅‍♀️

成長期の幼犬/幼猫

授乳期の母犬/母猫

慢性腎臓病

 

※当院ではサンプルのご用意もありますので、気になる方は主治医の先生にご相談ください

ご飯は大切!

2024年6月16日(日)

この世の中にはいろいろな種類のペットフードがあります。

みなさんのお家ではなにを基準にペットフードを選んでいますか?

 

ペットショップでおすすめされたもの、近くで手に入りやすいもの、お散歩コミュニティーで聞いたもの、、、そんな中からわんちゃんねこちゃんが食べてくれるものを模索している方が多いのではないでしょうか?

 

ご飯を食べてくれるかどうかはとても大切ですが、食いつきの他にも気にしていただきたいことがあります。

それは

そのご飯はその子の体質に合ったものであるかどうかということです。

わんちゃんねこちゃんと暮らしていると、お腹の調子が悪い、少しぽっちゃりしてきた、口臭が気になる、体が痒そうなどなど、、、日々様々なお悩みが出てくると思います。

実は、それらのお悩みはご飯を変えることで改善することがあります‼︎

 

今までご飯にこだわっていなかったという方や、何か気になる症状があるという方は

ぜひ主治医の先生と相談した上でご飯を決めていただけたらと思います。

(あくまでペットフードは治療の補助という位置付けにあるため、ご飯を変えたからといってその症状が完全になくなるという訳ではありません。)

 

また、南与野院ではフードの日として

11日にドッグフードが、22日にはキャットフードが全品5%offでご購入いただけるキャンペーンを行います。7月から開始予定です!!

気になる方は当院スタッフまでお声がけください◎

猫を迎え入れたらすること:③-2 ウイルス検査

2024年6月15日(土)

前回の続きです、、、 

 

『猫免疫不全ウイルス(FIV)』

このウイルスは唾液等の分泌液を介し、喧嘩や交尾によって感染が広がります。

また、FeLV同様母猫がFIVに感染していた場合胎盤や乳汁を介して子猫に感染が広がる可能性もあります。

(犬や人に感染することはありません。)

 

そして、FIV感染=発症というわけではなく、ウイルス検査で陽性でも症状を示さない猫もいます。さらには、そのまま発症することなく寿命を全うする猫もいます。

(感染から発症までの期間には個体差があります。) 

 

では、発症してしまうとどのような症状が出るのか

初期は発熱や下痢、食欲減退等から始まり、次第にリンパ節が腫れたり口内炎や貧血、免疫機能が落ちることで日和見感染等が見られます。

 

FeLV同様ウイルスを完全に排除する治療は今のところはありませんが、無症状の場合は経過観察を行い、症状が出た場合はそれに対する治療を行います。 

 

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これらのウイルスの予防として、室内飼いをすることで感染猫との接触を避けることが最も効果的です。寄生虫予防や他の感染症予防の観点からも、猫ちゃんの完全室内飼いをおすすめします。

 

また、FeLVFIVもそれぞれに対するワクチンが存在します。

よくお外に行く等感染リスクの高い猫ちゃんは、ワクチンを打つ必要があるかどうか主治医の先生としっかり相談してください◎

 

猫を迎え入れたらすること:③-1 ウイルス検査

2024年6月14日(金)

こんにちは🙂

今回は猫を迎え入れたら病院ですること第3段!ウイルス検査についてです。

 

主に病院で検査するウイルスは2つ

・猫白血病ウイルス(FeLV)

・猫免疫不全ウイルス(FIV)

外で生活している猫に見られることが多いウイルスです

 

これらは、簡易キットを用いて検査します。

当院で使用している検査キットは、血液を数滴滴下し、約10分待つと結果が出るというものを使用しています。

 

『猫白血病ウイルス(FeLV)』

FeLVに感染した猫の唾液や血液、糞便などを介して感染します。

また、母猫がこのウイルスに感染していた場合、胎盤や乳汁を介して子猫に感染することもあります。

(犬や人に感染することはありません。)

 

感染した時に免疫が十分働いていればウイルスを排除することができます(=治る可能性がある)が、免疫が不十分である場合は体内からウイルスを排除することができず一生ウイルスを保有することになります。この状態を持続感染といいます。

持続感染しやすい猫は、生後すぐで感染した子猫です。逆に、1歳以上になってくると持続感染の可能性は低下していきます。

感染=発症というわけではなくウイルス検査で陽性という結果が出ても症状を示さない猫もいます。しかし、持続感染している猫は発症する可能性が高く、また、発症してしまった場合の死亡率は非常に高いとされています。

発症時の症状は、貧血やリンパ腫などの血液の病気から免疫力の低下による口内炎や日和見感染。また、流産や腎臓病などいろいろな病気の原因となります。

(日和見感染:他の感染症にかかりやすくなること)

ウイルスを完全に排除する治療は今のところはありませんが、無症状の場合は経過観察を行い、症状は出た場合はそれに対する治療を行います。

猫免疫不全ウイルス(FIV)については次回に続きます…

猫を迎え入れたらすること:②-2寄生虫検査

2024年6月11日(火)

前回の続き、内部寄生虫についてです。

内部寄生虫とは、動物の体内に寄生する虫です。

 

病院では、その内部寄生虫がいるかどうかを糞便から見ます👀

直接糞便を顕微鏡で見る方法や、糞便を飽和食塩水という液体に溶かしてその上澄みを見るという方法があります。これによって虫自体や虫の卵がないかどうか確認します!!

 

内部寄生虫もその種類は様々ですが、今回は比較的見られやすい消化管に寄生する寄生虫について紹介します。

 

『回虫(猫回虫)』

糞便に含まれる猫回虫の卵を摂取することや、猫回虫が寄生している母猫の乳汁を子猫が摂取することが主な感染の原因です。また、鳥や鼠を捕食することも感染の原因となります。

猫回虫の症状として無症状のものもありますが、消化管に寄生し物理的な刺激を与えることで下痢や嘔吐などの症状(=消化器症状)を引き起こすことがあります。また、猫回虫は人にも感染する可能性があります。

 

『瓜実条虫』

瓜実条虫はノミを介して感染することがあります。瓜実条虫の卵を摂取したノミを猫が捕食することで感染します。もちろん、糞便に含まれる瓜実条虫の卵自体を摂取することで感染することもあります。

症状としては、無症状な場合もありますが、消化器症状から重度になると発作などの神経症状を示すこともあります。また、まれに人に感染することもあります。

ちなみに、糞便や肛門付近にお米みたいなものがついている、、、という時は瓜実条虫である可能性があります😌

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内部寄生虫の中には予防薬で予防できるものもあります。

寄生虫検査を受けることや予防薬でしっかり予防することで、その猫ちゃんだけでなく周りの猫ちゃん、そして飼い主様ご自身の健康を守りましょう!!

猫を迎え入れたらすること:②-1寄生虫検査

2024年6月10日(月)

こんにちは🙂今回は猫を迎え入れたら病院ですることシリーズ第2段!

寄生虫についてです。

こちらは特に元々外で暮らしていた猫にとって重要な項目となります◎

 

寄生虫と言ってもたくさんの種類がありますが、

これらは大きく分けると外部寄生虫と内部寄生虫に分けられます。

 

今回は外部寄生虫についてのお話しです。

 

外部寄生虫とは、体内ではなく体の表面や耳などに寄生する虫たちのことで

ノミ、マダニ、ミミヒゼンダニ等が含まれます。

 

『ノミ』

ノミは動物の体に寄生し吸血します。この吸血時に、ノミの唾液が寄生されている動物の体の中に入ることでアレルギー反応が出ることがあります。

また、ノミを介して動物間で感染が広がっていく病気もあります。ノミが病気の運び屋として働くということです!!

 

『マダニ』

マダニも動物の体に寄生し吸血します。

マダニ一匹一匹が吸血する量は少ないですが、これがたくさん寄生すると貧血を起こしてしまいます。また、マダニもノミと同じように病気の運び屋となることがあります!!

(ノミとマダニが運ぶそれぞれの病気については、また別の機会にお話しできればと思います)

 

『ミミヒゼンダニ』

動物の耳に寄生し、痒みを引き起こします。また、乾いた黒い耳垢が出てくることも特徴のひとつです。

痒いから耳を掻く耳に傷ができる化膿することで外耳炎に繋がることもあります。

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これらの検査方法は目視で確認👀することです。

皮膚の表面を直接見たり、耳垢などを顕微鏡で観察します。

もし見つけた場合は駆虫薬で対処します。

 

また、これらには予防薬があります。

予防薬は1種類ではなく、投与スタイルや間隔が異なる様々な種類があるため、主治医の先生と相談してなにを使うか決めてください。

 

猫を迎え入れた最初だけでなく、

定期的に病院に行き予防することをお勧めします!!

 

 

猫を迎え入れたらすること:①ワクチン接種

2024年6月9日(日)

 

こんにちは🙂今回は猫を迎え入れたら病院ですることシリーズ第1段!

ワクチン接種についてお話ししたいと思います。

我々が自分のワクチンを打ちに行くときは、これから自分は何に対してのワクチンを打つのか明確にわかっている状態で病院に行くと思います。

では、猫ちゃんのワクチンはなにを予防しているのかご存知でしょうか。

 

猫のワクチンには、コアワクチンとノンコアワクチンが存在します。

 

コアワクチンとは全ての猫に接種したいワクチンで、

ノンコアワクチンは感染リスク(よく外に出る子や野良猫との接触機会がある子)があるかどうかによって打つ必要があるかを判断するワクチンです。

 

ここでは、コアワクチンについてをお話ししたいと思います

猫のコアワクチンとは、3種混合ワクチンのことを指します。

これは名前の通り3種類のウイルスに対応しています。

猫カリシウイルス

猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス

猫汎白血球減少症ウイルス

これを子猫は複数回、それ以降は年に1回を目安に接種します。

(適切な接種回数や間隔はその子によって異なるので、主治医の先生と相談してください。)

 

それでは、このウイルスに感染するとどのようになってしまうのか

それぞれ詳しくお話しします。

<猫カリシウイルス>

いわゆる猫風邪の原因ウイルスです。

ウイルスを体内に持つ猫の分泌物(=唾液や鼻水等)や空気を介して感染します。

発熱、くしゃみ、鼻汁等人間の風邪に似た症状から関節炎、口腔内の潰瘍、肺炎など様々な症状を起こします。

また、体内にウイルスが存在するものの症状を示さないタイプもあります。このタイプは感染源として特に注意が必要です。

(口の中の潰瘍等はなかなか気づきにくいですが、口の中が痛いが故に『ご飯を食べない』や『グルーミングが出来ず毛並みが悪い』ということに繋がっている可能性もあるので参考にしてみてください😌

 

<猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス>

こちらも猫風邪の原因となるウイルスで、これの正体はヘルペスウイルスというものです。

先ほどのカリシウイルスと感染経路も症状も似ているのですが、こちらは重度の結膜炎を起こします。

また、ヘルペスウイルスは一度感染すると永続的に体内に存在し続けるため、一度回復してもストレスにより再び症状が出ることがあります。 

 

<猫汎白血球減少症ウイルス>

こちらの正体はパルボウイルスです。

ウイルスを体内に持つ猫の唾液や糞尿、血液が口に入ることで感染します。

このウイルスの感染力はとても強く、直接ウイルスを持つ猫に接触していなくても、人間の手や周囲のものに付着してしまった唾液等を介して感染してしまうことがあります。

症状としては、下痢や腸炎などの消化器症状をメインに引き起こします。重度の下痢から脱水を引き起こし、最悪の場合死に繋がる可能性もある危険なウイルスです。

また、その名の通り白血球が少なくなるため免疫が低下し他の感染症に罹りやすくなったり、幼い頃に感染すると脳の形成不全を起こしたりもします。

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これら3つの病気を予防できるのが、3種混合ワクチンです。

しかし、ワクチンにはアレルギー反応等の副作用も存在します。

今までワクチンを打って副作用が出たことがないという子でも、ワクチン接種時は毎回気を抜いてはいけません!!

その日の体調を含めしっかりと主治医の先生と相談してからワクチン接種してください😌

猫を迎え入れたら…

2024年6月7日(金)

猫はすごく可愛いです。

頭の先から尻尾の先まで余すことなく可愛い、

ただ歩いているだけで最高に可愛い魅惑の生き物です。

 

この世には、ネコを飼いたいけど具体的に何をすればいいかわからないし、それがハードルとなりなかなか猫ちゃんの底なし沼に飛び込む一歩が踏み出せない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ここでは、そんな方へ最初の一歩を踏み出すお手伝いができるように『猫を迎え入れたら病院ですること』をご紹介したいと思います。

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猫を迎え入れたら病院ですることは、大きく分けて4つ。

①ワクチン接種

②寄生虫検査

③ウイルス検査

④避妊去勢手術 です。

これだけ見ても、寄生虫ってなに?ウイルスってなんの?というかワクチンってなにを予防してるの?というお話なので、

これから3回に分けてそれぞれを詳しく説明していきたいと思います!!

(④の避妊去勢手術については他のページでご紹介しているので、そちらを見ていただければと思います🙇

 

GS-441524の治療と論文

2024年5月27日(月)

GS-441524の治療についての論文

GS-441524は、猫伝染性腹膜炎(FIP)に対する効果的な治療法として広く注目されています。研究論文も複数存在し、その治療効果やメカニズムについて詳しく探求されています。以下は、いくつかの主要な研究とその内容です。

抗ウイルスメカニズムの解明

Cornell大学の研究では、GS-441524の抗ウイルスメカニズムが詳細に検討されています。この研究は、GS-441524がウイルスRNAの合成を阻害する核酸類似体として機能するだけでなく、ウイルスマクロドメインにも結合し、宿主の抗ウイルス防御システムを強化する可能性があることを示唆しています。この二重の作用メカニズムは、GS-441524の高い効果を説明する重要な要素です​ (Cornell Vet)​。

治療成功率と経口投与

最近の研究では、GS-441524の経口投与と注射投与の比較も行われています。経口投与は猫のストレスを軽減し、飼い主にも扱いやすい方法とされています。ただし、経口投与では吸収率が低下する場合があり、特に消化器系に問題を抱える猫には不適とされています。注射投与と経口投与の成功率はほぼ同等であるとされていますが、一部の猫では経口投与に対する反応が注射投与と異なる場合があります​ (Zen By Cat | House of Nekko | Home)​。

参考文献

 

 

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