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※北与野院と与野駅前院は12月29日(日)~1月3日(金)は休診とさせていただきます。

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抗てんかん薬の4条件

2022年2月8日(火)

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抗てんかん薬(AED)についての基礎知識

てんかんの薬を投与するかは一定の指針がある

1:6ヶ月間に2回以上のてんかん発作がある場合

2:てんかん重積状態あるいは群発発作が認められる

3:発作後の体調が重篤。もしくは発作後体調不良が24時間継続する

4:てんかん発作の頻度・持続時間が3回の発作以降悪化している。

  

  *犬の疾患における特発性てんかん発作の有病率0.5〜0.75%(1000頭中5頭)

   猫においては0.5%と言われている

  *脳疾患においては特発性てんかんの割合は犬で35%猫で30%である。

 

 

「ゾニザミド」

  日本で開発された抗てんかん薬で、犬猫にも効果的である。

  副作用も少なく、動物用として「コンセーブ」という商品で発売されている。

  基本的に1日2回投与の錠剤の薬である。

「レバチラセタム」

  人医療で第一選択薬の薬である。

  神経細胞の末端のシナプス小胞タンパク2Aに作用し、グルタミン酸などの興奮性物質の放出抑制を行い

  神経の異常興奮を抑える薬である。

  この薬は肝臓に負担をかけない薬なので、肝障害の動物でも使用が可能。

  半減期が短いので1日3回の投薬が必要になるのと、剤形が比較的大きい、薬代金がやや高い。

  安全性が高い薬であるが、ごく稀に攻撃行動などの副作用報告があるが、情報が少なく不明なことが多い。

 

抗てんかん薬についての注意点

「抗てんかん薬は生涯飲み続ける薬である。」

よって、この薬が安全で、効果的な濃度で投薬できているのかを必ず確認しなければならない。

忙しいとついつい動物病院に薬だけをもらいに行きがちですが、血液検査や血中濃度検査を定期的に行い、

上手に付き合うのがベストです。