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南与野院は12月29日(日)~1月3日(金)10時〜13時まで診療いたします。 (再診/初診代+特別診療代)
※北与野院と与野駅前院は12月29日(日)~1月3日(金)は休診とさせていただきます。

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猫を迎え入れたらすること:③-1 ウイルス検査

2024年6月14日(金)

こんにちは🙂

今回は猫を迎え入れたら病院ですること第3段!ウイルス検査についてです。

 

主に病院で検査するウイルスは2つ

・猫白血病ウイルス(FeLV)

・猫免疫不全ウイルス(FIV)

外で生活している猫に見られることが多いウイルスです

 

これらは、簡易キットを用いて検査します。

当院で使用している検査キットは、血液を数滴滴下し、約10分待つと結果が出るというものを使用しています。

 

『猫白血病ウイルス(FeLV)』

FeLVに感染した猫の唾液や血液、糞便などを介して感染します。

また、母猫がこのウイルスに感染していた場合、胎盤や乳汁を介して子猫に感染することもあります。

(犬や人に感染することはありません。)

 

感染した時に免疫が十分働いていればウイルスを排除することができます(=治る可能性がある)が、免疫が不十分である場合は体内からウイルスを排除することができず一生ウイルスを保有することになります。この状態を持続感染といいます。

持続感染しやすい猫は、生後すぐで感染した子猫です。逆に、1歳以上になってくると持続感染の可能性は低下していきます。

感染=発症というわけではなくウイルス検査で陽性という結果が出ても症状を示さない猫もいます。しかし、持続感染している猫は発症する可能性が高く、また、発症してしまった場合の死亡率は非常に高いとされています。

発症時の症状は、貧血やリンパ腫などの血液の病気から免疫力の低下による口内炎や日和見感染。また、流産や腎臓病などいろいろな病気の原因となります。

(日和見感染:他の感染症にかかりやすくなること)

ウイルスを完全に排除する治療は今のところはありませんが、無症状の場合は経過観察を行い、症状は出た場合はそれに対する治療を行います。

猫免疫不全ウイルス(FIV)については次回に続きます…