ブログ|与野の動物病院なら、そよかぜ動物病院

カテゴリ一覧Categories

僧帽弁閉鎖不全症時の心房細動を見逃すな!

2023年2月12日(日)

MRが進行し左房拡大が顕著になると心房細動が 生じ、心拍数が180bpmを超えてしまう。その分拡張時間が短くなり、心拍出量は短くなり、さらにうっ血傾向が進行してしまう。

この心房細動を見逃さずに、心拍数を落ち着かせるジルチアゼム(Ca拮抗薬)を服用することで、心臓はだいぶ楽になる。

心拍数を125回になるようにコントロールを目指す

ジルチアゼム(Ca拮抗薬)

投与量

0.5〜5mg/kg 一日3回

PO 徐放剤の場合 3〜5mg 一日2回 PO