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オミクロン株の分類と種類

2022年2月5日(土)

新型コロナウイルスの現在、爆発的パンデミックを起こしているオミクロン株について記事を書きたいと思います。

オミクロン株はベーター属のBに所属するコロナウイルスで「B.1.1.529」という分類をされています。

2021年11月24日WHOではこのにSARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統を

「監視下の変異株:VOI」という位置付けにしていたが

「懸念される変異株:VOC」として格上げして

「オミクロン株」と命名しました。

オミクロンは「BA1」「BA2」「BA3」の3系統に分類され、この分類はスパイクタンパク質の変異箇所やその位置で大別されている。

オミクロン株ではスパイク質に30箇所の変異が認められ、その他にも変異が見つかっています。

ほとんどのオミクロン株はスパイクタンパク質をコードしている遺伝子配列の214の位置に3つのアミノ酸が挿入変異が生じています。

俗にギリシャ数字のラベリングはWHO分類であり、遺伝子変異の場所数でB.〇.〇.〇と分類されます。

•オミクロン株(B.1.1.529)の仲間

•BA.1(B.1.1.529.1)

•BA.1.1(B.1.1.529.1.1)

•BA.2(B.1.1.529.2)

•BA.3(B.1.1.529.3)

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