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2022年度版 予防プログラム

2022年3月1日(火)

2022年度版 予防プログラム

今日は「2022年そよかぜ動物病院の予防プログラム」について記事を書いていこうと思います。

予防プログラムとは、犬を飼育する上で、一年に必要な予防薬の年間計画もしくはスケジュールのことです。

「ワンちゃんに必要な春の予防3選」

①ノミマダニ駆虫薬

②フィラリア予防薬

③狂犬病予防注射

春に必要な3大予防です!!

各予防について少しまとめてみました。

①「ノミマダニ駆虫薬」

この薬にはスポットタイプと食べさせるオヤツタイプがあります。

1ヵ月に1回背中にスポット(たらす)してあげたり、おやつとして食べさせてあげることによって1カ月間効果を示します。

基本的に3月から11月(12月)までが予防期間です。

②フィラリア予防薬

これは4月にフィラリアの検査をして5月からフィラリア予防薬を飲ませます。

実際には毎月1ヵ月に1回おやつとして食べさせます。

最近のフィラリアの予防薬はワンちゃんが喜んで食べてくれるお薬になってるので、気軽にお薬をあげることができます。

基本的に5月〜12月が予防期間です

③狂犬病予防ワクチン

狂犬病は感染してしまうと99%死んでしまう怖い病気です。

人にも感染してしまうため日本では狂犬病予防法と言う法律があります。

飼育しているワンちゃんは「毎年4月から8月の間」に狂犬病ワクチンを接種し届出を提出する必要があります。

そよかぜ動物病院ではこの4月から8月にご来院していただいて狂犬病ワクチンを接種した方に対して届出のサービスを行っております。届け出を希望する方は役所から届いているハガキを動物病院にお持ち下さい。

「最新の予防薬」

ネックスガードスペクトラ(日本全薬)

ノミマダニの駆虫薬とフィラリアの予防薬が一緒になっているお肉タイプの薬です。

1剤でノミマダニを予防・駆虫ができ、フィラリア予防薬の両方ができますので大変便利になっています。

「最近の予防について」

コロナウィルスのパンデミックによってペットと人との距離が近くなり、ノミマダニの予防の重要性がクローズアップされてきています。最近ではフィラリアの予防を1年中(1月から12月)実地する方が増えており、これを「通年予防」と呼んでいます。1年中、毎月1回お薬を飲ませることにあってノミ・マダニ・フィラリアなどの寄生虫を自宅に愛犬が運んでくることがなくなり、安全なペットとのコミニケーションを図ることができます。

「そよかぜ動物病院では動物から人への感染が増えてますので通年予防プログラムを推奨しております。」

院長 山崎泰輔

執筆者 院長 山崎泰輔

  • 日本大学生物資源科学部畜産学科卒業
  • 日本大学獣医学部獣医学科卒業
  • 2009年10月に「そよかぜ動物病院」を開業
  • 2014年9月そよかぜ動物病院北与野院を開業
  • 2017年12月 そよかぜ動物病院与野駅前院を開業

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