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ステルスオミクロン株 BA2
2022年2月6日(日)
ステルスオミクロンと聞くと発見しづらいと勘違いしている方もいますので、今回はこの記事を書きます。
現在日本のオミクロン株の状況2022年1月末日現在の報告
https://outbreak.info/situation-reports/omicron?loc=ZAF&loc=GBR&loc=USA&loc=JPN&selected=JPN&overlay=false
BA1がとても優位に高くなっているのが実情です。
BA2は俗に「ステルスオミクロン株」と言われています。
しかしこの名称には少々、語弊があると思います。
海外の多くのPCR検査では、コロナウイルスのある一部の部分を検出して検査しています。今回、その部位が変異を起こしてしまい検出が困難になってしまいました。
よって、BA2は発見が難しく「ステルス」の異名がつきました。
しかし、遺伝子解析が迅速に進み、現在は海外でもPCR検査で検出可能になっています。
ちなみに、日本のPCR検査ではステルスオミクロンは検出可能です。